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ワールドカップ初制覇。の、裏側にあったもの。



BoB Marley「Could You Be Loved?」

エンディングで流れてましたね。

なんか、

かつて人種差別に苦しんだ、

様々な格差社会が存在する国で行われたW杯の締めくくりに相応しい、

すごく素晴らしいエンディングテーマだった。

感動しました。

2010FIFAワールドカップ決勝。

オランダVSスペイン。

オランダを先に書いた通り、

試合前はオランダに勝ってほしかった。

日本と同じグループだったし。

W杯の歴史的背景で見れば、

かたや決勝で勝てないジンクスのチーム"オランダ"と、

"無敵艦隊"と言われながらも、

60年間ベスト4にすらいけていないチーム"スペイン"の対戦。

もちろん、

どちらが勝っても初優勝。

サッカーを小さいころからやっていた自分にとっては、

そういった条件はテンションが上がる。

98年のフランス優勝の時もそうだった。

でもあの時は、

自国開催での優勝、

なんだか、

その初優勝したフランスへの"祝福感"みたいなものは、

多少ではあるけど半減した。

"ホームチーム有利"という図式があるために。

でも、

今回はどちらが優勝しても、

"実力でもぎ取った"優勝って感があるから。

どちらが勝つかワクワクした。

山田の試合前の予想。

予想というか、

もはやココまで来ると、

どちらにも勝機はある。

「こっちに勝ってほしい。」

それ以外の予想はできなかった。

だから、

「スペインが勝つなら1-0。」

「オランダが勝つなら2-0か3-0。」

こんな予想。

まぁ、

結果的中したからといって、

こんな低レベルな予想じゃどうもこうもないんだけど。。

言ったら予想にならない予想。

そんなことより価値のある話。

今回は結果わき役となったオランダの話はおいておいて。

"主役"スペインの話を。

サッカー好きな人は知ってる話。

だから、

好きな人は見なくてもいいですよ。

スペインって国。

リーガ・エスパニョーラ。

レアル・マドリード。

FCバルセロナ。

名門チームが多数存在し、

世界屈指のクラブ大国。

故に、

スペイン国内の図式も、

代表チーム<クラブチーム。

わかります?

スペイン代表に選ばれるよりも、

レアルマドリードのレギュラーのほうが名誉。

W杯で優勝するよりも、

チャンピオンズリーグ(欧州No.1決定戦)を制覇するほうが名誉。

かんたんに言うとそんな国。

だから、

今まで"無敵艦隊"と言われ、

「連続~連勝中」なんて記録作りながらも、

大会本番になると優勝はおろか、

相手に脅威を与えることなく敗退していくスペイン。

今までは、

代表選手も、

国民も、

そんな"~連勝中"とか"~試合負けなし"なんて、

国の代表戦の戦績なんてさほど興味がなかった。

だから、

ゆえに、

代表のタイトル奪取につながるモチベーションが選手たちにすらない分、

スペイン代表は大きなタイトルが取れずにきた。

けど、

それを覆したのは、

2008年の欧州選手権。

優勝。

スペイン国民は歓喜に酔いしれました。

後任監督。

デルボスケ監督。

そう、

今回のW杯でも監督を務め、

優勝に導いた人。

この監督、

「スペインはもっと、国を挙げて代表戦にも力を入れるべきだ」という思想の持ち主。

デルボスケが監督に就任してからは、

テレビ等で、

国民に向かってもW杯で世界一になるすばらしさを唱え続けた。

もちろん、

選手それぞれにも、

必要なキャリアはクラブでNo.1になることだけではなく、

国を背負ってNo.1になることにも充分あることを植えつけた。

その結果が今回につながったのは明らか。

まぁそもそも、

それぞれの選手に、

それだけの力が備わっていなければ、

意識レベルを変えたくらいでは世界一にはなれないけれども。

でも、

意識を変えて、

選手が目標に向かって本気になった次の瞬間、

世界一を勝ちえたスペインはさすがだと思った。

指揮官の指揮能力もまた。

それとは別に。

得点を決めたイニエスタ。

得点後、

真っ先にユニフォームを脱ぎ、

コーナー付近へ。

サッカーでは、

試合中にユニフォームを脱ぐ行為を禁じている。

即座にイエローカード。

イニエスタは、

もちろんそんなことわかっていて、

それでもユニフォームを脱いだ。

胸にはなにやらメッセージが。

イニエスタ

「ダニ(ダニエル)・ハルケ 我らとともに永遠に」

この言葉。

昨年、

まだ中村俊輔のいたエスパニョールのダニエル・ハルケが、

急性心臓疾患で亡くなった。

ハルケとイニエスタは、

同世代で大の仲良しだったみたい。

その、

天国のハルケに、

どうしても伝えたかったメッセージ。

最高の友情。

イエローをもらっても伝えたかったメッセージ。

もっと言えば、

この試合は大荒れだった。

イエローカード13枚(イニエスタ分なしで)、

レッドカード1枚が乱れ飛んだ。

そんななか、

当然キーマンのイニエスタは、

執拗なマーク、

ファウルギリギリのディフェンスを受け続けたが、

文句ひとつ言わず、

黙々とプレーし続けた。

耐え続けた結果。

イニエスタのイエローはこの行為に対する1枚のみ。

もちろんその行為によりイエローは受けたが、

なぜだかすごくすがすがしい。

確かに許されることではないのかも。

ルール上は。

でも。

ルールを無視し、

人間個人として答えるならば、

すごく心を打たれました。

イニエスタ。

スペイン代表。

そして、

南アフリカW杯。

結果的に、

こんなに感動したW杯は初めてかも。

日本代表がベスト16に入ったことももちろんあるけど。

そして、

最初に戻りますが、

最後に流れた、

BOBの「Could You Be Loved?」は感慨深く、

最高の選曲だと思ったわけです。

1か月間。

本当に起きているのもつらい日々が続いたわけですが、

今日からがホントさみしい。

また4年後。

今度はブラジル。

日本がどんな成長を遂げるのか。

本当に楽しみです!!

やっぱサッカーって最高でした!!!

ありがとう。

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